【釜山・影島(ヨンド)1日観光】ヒニョウル文化村・太宗台・国立海洋博物館を巡る海の旅

釜山観光

こんにちは、釜山っ子のギョンです😊

釜山旅行といえば、海雲台や広安里、甘川文化村を思い浮かべる方が多いですよね。

でも、釜山にはもう少し素朴で、港町らしい海の風景を楽しめる場所があります。

それが、**影島(ヨンド/영도)**です。

南浦洞から橋を渡った先にある影島には、海沿いの小さな町、自然いっぱいの海岸、そして海をテーマにした博物館まで、釜山らしい景色がぎゅっと詰まっています。

今回は、

ヒニョウル文化村 → 太宗台 → 国立海洋博物館

の3か所を巡る、影島の1日観光コースをご紹介します。

観光情報だけでなく、釜山で育った私だからこそ感じる影島の魅力も、一緒にお伝えしますね。


1. ヒニョウル文化村|細い路地の先に広がる、美しい海🌊

釜山・影島のヒニョウル文化村と海岸沿いの街並み

最初に訪れたいのが、**ヒニョウル文化村(흰여울문화마을)**です。

絶影海岸散策路の崖の上に、小さな家々と細い路地が並ぶこの村。

かつて朝鮮戦争の時代に避難してきた人々が暮らし始めた場所で、現在は住民の暮らしと文化空間が共存する町として知られています。

村の名前「ヒニョウル」は、蓬莱山から流れる水が白く見えたことに由来するとされています。

写真で全体を見ると、斜面に沿って家々が並び、そのすぐ下に海岸線が続いているのがよく分かります。

観光地ではありますが、今も人が暮らしている町なので、散策するときは住宅街でもあることを少しだけ意識したいですね。

私が好きなのは、きれいすぎない路地の雰囲気🏘️

ヒニョウル文化村の赤レンガの建物と細い路地

ヒニョウル文化村には、細くて少し入り組んだ路地がたくさんあります。

道幅も狭く、坂道や階段も多めです。

でも私は、そこがむしろヒニョウルらしい魅力だと思っています。

きれいに整えられた観光地とは少し違って、

古い家や細い路地、小さなお店、そして海から吹いてくる風。

そうしたものが自然に溶け合っていて、ほかの観光地ではなかなか感じられない素朴な美しさが残っています。

ヒニョウル文化村の路地にある海を望むカフェ

そして歩いていると、意外とカフェも見つかります。

海を眺めながら休めるお店もあるので、ずっと歩き続けるのではなく、途中でコーヒーを飲みながらひと休みするのもおすすめです。

私はこういう「散歩の途中でふらっと入れる場所」があるのも、ヒニョウル文化村の好きなところです。

ヒニョウルから見る海は、本当にきれい💙

ヒニョウル文化村から望む青い海と影島の海岸

そして何より、ここから見る海。

ヒニョウル文化村は高い場所にあるので、路地の間や見晴らしのいい場所から、海が大きく広がって見えます。

建物と建物の間から急に青い海が見えたり、少し坂を下りるだけで景色が変わったり。

私は何度見ても、この景色はきれいだなと思います。

海雲台のような広い砂浜とはまた違って、

「海辺の町の暮らしと海が一緒に見える」

というのが、ヒニョウルらしいところです。

ヒニョウル文化村・訪問メモ

  • 住所: 釜山広域市 影島区 瀛仙洞4街 605-3周辺
  • 行き方: 地下鉄1号線・南浦駅6番出口から「影島大橋・南浦駅」バス停へ。9・71・82番または影島区5番バスなどを利用し、「ヒニョウル文化村」下車
  • 入場料: 無料
  • 所要時間の目安: 散策だけなら1〜2時間ほど
  • 坂道や階段が多いので、歩きやすい靴がおすすめ
  • カフェでゆっくりする場合は、少し余裕を持ったスケジュールがおすすめです

2. 太宗台|子どもの頃には気づかなかった、釜山の美しい自然🌿

ヒニョウル文化村からさらに影島の南側へ向かうと、**太宗台(テジョンデ/태종대)**があります。

太宗台は、森の中を歩きながら海や岩の海岸を楽しめる、影島を代表する観光スポットのひとつです。

長い年月をかけて波に削られた海岸と豊かな緑が特徴で、名前は新羅の太宗武烈王がこの景色を気に入り、ここで弓を楽しんだという伝承に由来するといわれています。

でも、私にとって太宗台は単なる観光地ではありません。

実は、子どもの頃から何度も来た場所です

私は釜山で育ったので、太宗台には本当に昔からよく来ました。

家族と来たこともありますし、小学校・中学校・高校の遠足でも訪れた記憶があります。

その頃は、

「また太宗台?」

くらいの感覚だったかもしれません(笑)。

子どもの頃は、この景色の何がそんなに特別なのか、正直あまり分かっていませんでした。

でも、大人になって改めて訪れてみると、

「こんなにきれいな場所だったんだ」

と感じるようになりました。

釜山・太宗台から望む青い海と岩の海岸

森の中を歩いて、その先にぱっと海が見える瞬間。

遠くに船が浮かび、岩に波が当たる音が聞こえる風景。

派手な観光施設があるわけではないけれど、自然そのものが本当にきれいなんです。

釜山に長く住んでいるからこそ、大人になってから気づいた魅力なのかもしれません。

初夏はアジサイも楽しみ💜

太宗台の中にある**太宗寺(태종사)**周辺は、アジサイ(수국)の名所としても知られています。

初夏になると、森の中に色とりどりのアジサイが咲いて、散歩しながら楽しむことができます。

暑くなり始める時期ではありますが、緑の中に咲くアジサイを眺めながら歩く太宗台は、とてもきれいです。

太宗台で見頃を迎えた色鮮やかなアジサイ

季節が合えば、ぜひ少しゆっくり歩いてみてください。

2026年9月現在、ダヌビ列車は運行停止中

太宗台は坂道が多く、以前は園内を循環するダヌビ列車を利用する人も多くいました。

ただし、2026年7月3日にダヌビ列車で再び事故が発生し、運営側は原因調査が終わるまで全車両の運行を停止すると発表しました。

2026年4月にも類似の事故があり、一度運行を再開した後、7月に再び事故が発生した形です。

事故後は、園内を移動するための無料シャトルバスが運行されています。

※2026年9月現在の情報です。運行状況は変わる可能性があるため、訪問前に最新情報をご確認ください。

時間があれば、夕方は貝焼きもおすすめ🐚

太宗台をゆっくり歩いたあと、時間に余裕があれば**貝焼き(チョゲグイ/조개구이)**を食べて帰るのもおすすめです。

太宗台の近くにある**カムジ海岸(감지해변)**には、海を眺めながら貝焼きを楽しめるお店が集まっています。Visit Busanでも、カムジ海岸の貝焼き店で波の音を聞きながら食事を楽しむコースが紹介されています。

私は夜に行ったことがあるのですが、昼間に見る太宗台とはまた雰囲気が違って、海の近くで焼きたての貝を食べる時間がとても印象に残っています。

目の前で貝が焼けていく様子や、湯気が立つ様子まで動画で見ると、写真だけよりも現地の雰囲気が伝わりやすいと思います😊

太宗台観光だけで帰るのももちろんいいですが、夕方まで時間があるなら、

太宗台を散策 → カムジ海岸で貝焼き

という流れで、影島の一日を締めくくるのもいいですよ。

※お店ごとに営業時間や定休日が異なるため、訪問前に確認するのがおすすめです。

太宗台・訪問メモ

  • 住所: 釜山広域市 影島区 展望路24
  • 行き方: 地下鉄1号線・南浦駅6番出口から「影島大橋・南浦駅」バス停へ。8・66・88(A)・186番バスなどを利用し、「太宗台・太宗台温泉」下車
  • 入場料: 無料
  • 坂道が多いので、歩きやすい靴がおすすめ
  • 初夏は太宗寺周辺のアジサイも見どころ
  • 2026年9月現在、ダヌビ列車は運行停止中
  • 園内では無料シャトルバスが運行されていますが、訪問前に最新状況を確認するのがおすすめです

3. 国立海洋博物館|「国立」らしい見応えと、洗練された展示🐠

影島で海を楽しんだあとに立ち寄りたいのが、**国立海洋博物館(국립해양박물관)**です。

釜山・影島にある国立海洋博物館の外観

外から見るだけでもかなり大きく、建物も印象的。

でも、私が特に良いと思ったのは、中に入ってからでした。

展示の見せ方が、とても洗練されている

「さすが国立の博物館だな」と感じたのが、展示の見せ方です。

ただ資料を並べるだけではなく、海の歴史や文化、生き物などを、映像や空間を使って見せてくれるので、思っていた以上に見応えがありました。

国立海洋博物館の大きな窓と開放的な館内

館内は広く、外をたくさん歩いたあとにゆっくり見て回れるのもうれしいところ。

ヒニョウル文化村や太宗台とはまた違う形で、**「海の街・釜山」**を楽しめる場所だと思います。

実際の海の生き物を間近で見られるエリアも

私が特に楽しかったのが、実際の海の生き物を間近で見られる水族館エリア。

国立海洋博物館の3階には、海洋館、水族館、メディア展示室などがあります。

外では本物の釜山の海を眺めて、

館内では海の生き物や文化について知る。

1日の中で、いろいろな角度から「海」を感じられるのが面白かったです。

国立海洋博物館の大型スクリーンに映る魚の群れ

そして、映像展示も印象に残りました。

大きなスクリーンいっぱいに海の映像が広がり、エイや魚の群れが泳いでいきます。

暗い空間の中で青い光に囲まれていると、本当に海の中にいるような感覚になります。

国立海洋博物館の海をテーマにしたメディアアート展示

こうした展示も含めて、全体のキュレーションがとても洗練されていて、

「博物館だから少し堅いかな?」

と思っている方にもおすすめしたい場所です。

子ども連れはもちろん、大人だけで訪れても十分楽しめると思います。

国立海洋博物館・訪問メモ

  • 住所: 釜山広域市 影島区 海洋路301番ギル45(해양로301번길 45)
  • 行き方: 地下鉄1号線・南浦駅6番出口から66番または186番バスに乗り換え、「国立海洋博物館」バス停下車
  • 開館時間:
    • 火〜金曜:09:00〜18:00
    • 土・日・祝日:09:00〜19:00
  • 入場: 閉館30分前まで
  • 休館日: 毎週月曜日
    ※月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館
  • 観覧料: 無料
    ※4D映像館・一部の有料特別展示を除く

影島を1日で巡るなら、こんなコース🚌

この3か所はすべて影島にあるので、1日かけて回ることができます。

私なら、こんな流れで回ります。

午前
ヒニョウル文化村を散歩
↓
海を眺めながらカフェでひと休み

昼ごろ
影島でランチ

午後
太宗台を散策
↓
季節が合えば太宗寺のアジサイも

午後の後半
国立海洋博物館へ

国立海洋博物館には閉館時間があるので、最後に訪れる場合は遅くなりすぎないようにするのがポイントです。

3か所すべてを急いで回るよりも、

「今日は影島でゆっくり海を見る日」

くらいの気持ちで動くほうが、このエリアには合っていると思います。

(夜まで影島で過ごすなら、最後にカムジ海岸で貝焼きを楽しむのもおすすめです。)


こんな方に影島旅行がおすすめ✨

  • 海雲台や広安里とは違う釜山の海を見たい
  • 釜山らしい路地や港町の雰囲気が好き
  • 写真を撮りながらゆっくり歩きたい
  • 南浦洞エリアに宿泊している
  • 釜山旅行が2回目、3回目の方
  • 有名スポットだけでなく、もう少しローカルな釜山も見てみたい

もちろん、初めての釜山旅行でも楽しめます。

でも、有名な観光地を一通り訪れたあとに来ると、

「釜山にはこんな景色もあるんだ」

と、また違った印象を持ってもらえる場所だと思います。


まとめ|影島には、私が好きな「釜山らしい海」があります🌊

太宗台の岩場と海が広がる自然の風景

ヒニョウル文化村の細い路地と、その向こうに見える海。

子どもの頃から何度も訪れ、大人になってからその美しさに気づいた太宗台。

そして、海の文化や生き物を洗練された展示で楽しめる国立海洋博物館。

同じ「影島」というエリアの中でも、それぞれ違った海の魅力を感じることができます。

私は釜山でずっと暮らしてきましたが、こういう場所を歩いていると、

「やっぱり釜山は海の街なんだな」

と改めて思います。

海雲台や広安里の華やかな海も、もちろん素敵です。

でも、もう少し素朴で、**暮らしのすぐそばにある「釜山の海」**を感じてみたい方には、ぜひ影島を歩いてみてほしいです😊

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